マネタイズのためのリアライズより、リアライズのためのマネタイズを。

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もしあなたが今とっても面白いアイディアを思い付いたとします。
余っている部屋をWebを通じて貸し借りが出来るとか、140文字以内でやり取りするミニブログとかね。

企画書にまとめて、誰かに話す。そこで聞かれる質問はほぼ確実にこの2つです。

  1. 多くのユーザーは集まるのか。
  2. マネタイズはどうするのか。(≒どうやって稼ぐのか)

マネタイズ、の説明は不要でしょう。サービスの継続のためには欠かせません。
「マネタイズは?」と聞かれて「考えていません。僕らはお金のためにこれを作っているんじゃないんです。」なんて答える人は、とんだ甘ちゃんですよね。それは分かります。

でも、どうやったら利益をあげられるかだけを考えていたらつまんない。そんなのは古いよ、という考えもごもっとも。

「何を実現できるのか」という価値基準

そこでもう一つ。リアライズ、つまりそのサービスは何を実現するのか、あなたは何をこの世界に実現したいのか、をもう一つの軸として考えるのはどうでしょう。

どちらを選ぶのかでは無く、こう考えてみます。

  • マネタイズのためのリアライズなのか
  • リアライズのためのマネタイズなのか

つまり、「お金を稼ぎたくて何かを実現する」のか「何かを実現させたくてお金を稼ぐのか」ということ。

映画や本の通りだとすれば、facebookは「リアライズのためのマネタイズ」タイプです。
サーバー代を何とかしなきゃいけなくて、あとから収益を上げる方法を探してました。

反対にグルーポンは、まさに「マネタイズのためのリアライズ」ですね。
大きな利益を稼ぎ出す、素晴らしいビジネスモデルを作りました。

ビジネスとしてどちらが優れているか、は僕にはわかりません。
多く稼げば多くの雇用も生み出せる。素晴らしい社会貢献です。 

でも、これからの時代、どちらが共感を得られるかといえば明らかに前者でしょう。 
特にソーシャルメディアや、リクルーティングにおいて人気を集めるのは、「その企業は何を世界に実現したいのか、(できるのか)」がハッキリとしている企業だと思います。

新たな世代はリアライズを求めてる?

ちょっと前の 女。MGの日記。 で
社会貢献を面接で語る学生を皮肉ってる場合じゃない件について という記事が話題になりました。
最近の学生が夢見る仕事が変わってきた、という現象。

確かにそうだよなー。と思ったけど、その理由についてはスッキリ分かったわけではありませんでした。
もしかして、このリアライズとマネタイズという妙なカタカナ用語を使った2つのモデルで説明できるんじゃないでしょうか。

優れたマネタイズモデルよりも、世界に何をリアライズできるかを大切にしたいね。

あなたの作っているサービスは、あなたの務めている企業は、あなたが将来やりたいことは、
マネタイズのためのリアライズ?それともリアライズのためのマネタイズ? 

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