恐るべき子供たちとデザイン思考してきた(ISAK+IDEOワークショップ)

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デザインという言葉を聞くことが増えてきました。以前は、デザインと言えば「見た目の工夫」といった意味で用いられていたことが多かった気がしますが、今はその持つ意味が広がっています。

コミュニティデザイン、ソーシャルデザインは仕組みや気持ちの設計ですし、事業企画や起業も、広い意味でのデザインに含まれると僕は思います。恋人へのプレゼントを考えることも、デザインと言っちゃえそうですね。

つまり、お題や課題に対して最適な解決策を考えて、形にすることや提案することがデザインなんじゃないでしょうか。

そして、デザインの需要の広がりに合わせて、デザイン思考も注目を集めています。
そんなデザイン思考を提唱してきたIDEOと、学びに取り入れているISAK(インターナショナルスクール)がワークショップを開くということで、意気揚々と参加してきました。

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会場は軽井沢にあるISAKのキャンパス。テーマは “Unlocking Karuizawa”

「2020 年の東京オリンピック開催に向け、 軽井沢の魅力を引き出し、国内外に発信するにはどうしたらよいか?」を半日かけて考え、最後に地元の方々へプレゼンテーションします。

僕は高校生や他の社会人の方と一緒にMobilityを軸に考えるチームになりました。

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日本から2人、海外(アジア中心?)から2人かな、で結成された高校生チームが事前に集めた調査結果を聞き、軽井沢が持つ課題を発見するところから始めます。

軽井沢は車での移動が中心、シーズンによって渋滞が多い、観光客が行く場所は大体決まっている、意外にも英語の案内がない、電子マネーが使える交通手段が少ない、などのポイントが見えてきました。

次のステップは解決策を考えること、ではなく、「効果的な問いを立てる」ことです。

How might we~?(どうすれば〜〜できるか?)の形式で、良い問いを立てることができれば、その後に出す案の量も質も上がってきます
「どうすれば、観光客と地元のコミュニティを繋いで、つまらなかった移動を楽しく出来るか?」「どうすれば、移動を軽井沢観光のメインの目的にできるか?」と言った問いを立てれたことで、ブレストも俄然盛り上がりました。

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(エキサイトして窓にポストイットを貼りまくって考える様子)

最後は提案をまとめてプレゼンテーションです。
スライドよりも特徴的なワンシーンの寸劇を活用するチームがほとんどで、場慣れ・プレゼン慣れを感じさせます。観てる側もCool! Yeah!など茶々を入れて盛り上げる感じが何だかグローバル感。

解決策の質よりも、プロセスからの学びを目的にしたワークショップでしたが、半日で出したとは思えないイケそうな提案もいくつか。引き続き、掘っていけたら面白そうです。

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感想

社会人として呼ばれたはずでしたが、生徒たちと一緒になってフラットな立場で非常に楽しく参加できました。

ISAKの生徒たちは本当にクリエイティブで、自分たちの努力で世界を動かしていこうという意欲もあり、激アツです。ほんと、恐るべき子供たちに会えて幸せでした。

ISAKも、IDEOも、とても好きなので、これからもこのコミュニティを応援していきたいです。

また行こう。

おまけ:ISAKの写真

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学ぶ以外にすることがなさそうな、ある意味理想的な環境。

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教室の壁にはDesign Innovation Toolkit.

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女子トイレも、男子トイレもサインが等しく黒なところにも、フィロソフィーを感じさせます。(たまたま?)
実はちょっと入り間違えそうになりました。


 

インターナショナルスクール・オブ・アジア軽井沢: ISAK
http://isak.jp/jp/
〒389-0111 長野県北佐久郡軽井沢町長倉5827-136

IDEO | A Design and Innovation Consulting Firm
http://www.ideo.com/jp/
IDEO is an innovation and design firm that uses a human-centered, design-based approach to help organizations in the business, government, education, healthcare, and social sectors innovate and grow.

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